相談内容
60代夫婦+奥様の母親、姉と同居のご家族が、敷地面積45坪 築43年128㎡木造2階建て6DKの自宅を中古で購入したが、実際に住んでみたらここまで多くの部屋は必要なかった。
あわせて、使っていない南面に面した部屋を潰して家の隅々まで日が差し込む住まいにしたいので減築を検討。
予算は全額自己資金で、上限3000万円で検討を進めたい。
問題点の抽出
・築43年を経過した木造住宅における、リフォームと新築のメリット・デメリット整理
・減築リフォームした場合、多額のリフォーム工事になる可能性。
・リフォームした場合でも新築なみにはなるものの、将来メンテナンスやリフォームを行わなければならない可能性が残る。
・相談者(ご主人)がなくなったあとは、奥様がその家を継ぐことが明確である。
提案
・家屋調査の実施とリフォーム概算費用の提案
・減築リフォームした場合の概算費用と新築の概算建築費用を提案し、リフォームと新築それぞれにおいて、無理のない資金計画であるかチェック。
・減築リフォームと新築のメリット・デメリットの整理
・家づくり(リフォーム/新築)の全体スケジュールを提案。
費用
・家屋調査とリフォーム概算費用の算出 | ・・・無料 |
・ライフプランニング(キャッシュフロー表の提出) | ・・・3万円(税別) |
・家づくり仲介システム(新築) | ・・・新築請負金額の3% |
コンサルティング結果
ご主人は当初、減築リフォームをメインに考えていらっしゃいました。
ところが、住宅コンサルタントによる家屋調査の結果、想像以上に各所の傷みが激しく、想定より多額のリフォーム工事費用がかかる可能性が出てきました。
また、現在のお住まいを継ぐ奥さまの将来を考えると、リフォームではなく新築に建て替えても工事費用はさほど変わらず、かつ、将来大がかりなリフォームをしなくても大丈夫な家になりえる、という結論に至りました。