「空間工房」代表の木村さんは、創業47年の老舗家具屋を一代で築きあげた。元々は、大手百貨店で販売する家具の生産をしながらも、東大宮で直接販売できるようなショールームを土日限定で開き、地元の人々に愛される地元密着型の家具づくりを手掛けてきた。
そんな心がこもった手づくり家具に人気が集まり、土日だけでなく平日も営業ができるようにと、木村さんの生まれ故郷でもある町屋で倉庫として使っていた場所を全面リフォーム。今年、リニューアルオープンさせた。
そんな心がこもった手づくり家具に人気が集まり、土日だけでなく平日も営業ができるようにと、木村さんの生まれ故郷でもある町屋で倉庫として使っていた場所を全面リフォーム。今年、リニューアルオープンさせた。
大正ロマン漂う店内
大正時代の蔵をイメージした、趣ある雰囲気の建物。
ショールームは珍しく靴をぬいで上がるスタイルで、家具の高さなど、家にいる時と同じような体験ができるようにと配慮されている。入口には、「流行の家具より、いつまでも愛せる家具」というキャッチフレーズが張られ、粋な店主(ご主人)の人柄を感じさせた。さらに店内は、本物の大正時代の蔵の扉が引き戸としてリメイクされていたり、お手洗いには独特の懐かしさを感じさせる大正時代のランプや置物がセンスよく並べられている。まるで、異空間にタイムスリップしたかのようだ。
ショールームは珍しく靴をぬいで上がるスタイルで、家具の高さなど、家にいる時と同じような体験ができるようにと配慮されている。入口には、「流行の家具より、いつまでも愛せる家具」というキャッチフレーズが張られ、粋な店主(ご主人)の人柄を感じさせた。さらに店内は、本物の大正時代の蔵の扉が引き戸としてリメイクされていたり、お手洗いには独特の懐かしさを感じさせる大正時代のランプや置物がセンスよく並べられている。まるで、異空間にタイムスリップしたかのようだ。
固定概念にとらわれない家具づくり
ショールームに所狭しと並べられた家具は、木の温もりが感じるものやデザイン性に優れたものも並べられている。また、1Fから3Fまで店舗で、キッチン、ダイニングテーブル、ソファ、タンス、照明寝具まで展示されている。
ふとダイニングテーブルをよく見ると、椅子が4脚とも少しずつ違っている。店主である木村さんに訪ねると「家具は、生活を楽にするための道具。こんな風に椅子がすべて違うのは、私にとっては当たり前。男性と女性だって着る服が全く違うでしょ。家具だって同じことが言える。
女性は膝を閉じて座るけど、実は楽な姿勢ではないよね。
力を入れなくてはならないから、膝が自然に閉じるように真ん中をへこませた座面にすれば楽になる。また、女性は胸があるぶん猫背になりがちだから、すこし座面を斜めに下げてあげると楽に座れるようになる。男性であれば足を開くから、袖が邪魔にならないようなデザインの方が楽。
そう考えると、すべての椅子が同じ形じゃなくなる。」と話す。ふと入口に貼ってあった〝流行の家具よりいつまでも愛せる家具〞の意味がわかった気がした。
大量生産される家具は流行のデザインとコストを下げるために、海外から輸入されている。空間工房のよう、一品一品使う人にあわせて家具をつくることは、確かにできない。子どもの成長とともに流行が去れば簡単に捨てられる家具。ご主人はそういった使い捨ての家具を増やしていくことに疑問を感じると話す。
空間工房で創り出される家具は、工場でボタン一つ押せばできる家具ではなく、職人達が道具をつかって一つ一つ造られている。木を熟知した職人が、素材を手で確かめながら。自然の素材は生きているから生かすつくり方でなければならない。化学物質などの接着材で木の収縮を無理やりとめる造り方をしてしまうと素材に負担をかけることになり、人体にも影響が出る家具にもなる。また、家具そのものだけでなく、部屋全体のコーディネイトまで受けることができるのも「空間工房」の名前の由来。
「洋服などはオシャレに組み合わせをして、ワンポイントで赤を入れたり青を入れたりアクセントをつけたりするのは上手だけれど、インテリアになると何故か皆、喪服のように、スタンダードな組み合わせを当たり前だと思っているよね。固定概念にとらわれることなく、もっとインテリアを楽しんでも良いと思う」とご主人は語る。また、そんな空間工房が手掛けたインテリアは、雑誌の表紙に飾られた事例がいくつもあり、その空間提案力へのファンも多い。当たり前の概念にとらわれない物づくり。そんなご主人から熱い想いと、使いやすい家具を追求して造り出す姿勢に感動した。
ふとダイニングテーブルをよく見ると、椅子が4脚とも少しずつ違っている。店主である木村さんに訪ねると「家具は、生活を楽にするための道具。こんな風に椅子がすべて違うのは、私にとっては当たり前。男性と女性だって着る服が全く違うでしょ。家具だって同じことが言える。
女性は膝を閉じて座るけど、実は楽な姿勢ではないよね。
力を入れなくてはならないから、膝が自然に閉じるように真ん中をへこませた座面にすれば楽になる。また、女性は胸があるぶん猫背になりがちだから、すこし座面を斜めに下げてあげると楽に座れるようになる。男性であれば足を開くから、袖が邪魔にならないようなデザインの方が楽。
そう考えると、すべての椅子が同じ形じゃなくなる。」と話す。ふと入口に貼ってあった〝流行の家具よりいつまでも愛せる家具〞の意味がわかった気がした。
大量生産される家具は流行のデザインとコストを下げるために、海外から輸入されている。空間工房のよう、一品一品使う人にあわせて家具をつくることは、確かにできない。子どもの成長とともに流行が去れば簡単に捨てられる家具。ご主人はそういった使い捨ての家具を増やしていくことに疑問を感じると話す。
空間工房で創り出される家具は、工場でボタン一つ押せばできる家具ではなく、職人達が道具をつかって一つ一つ造られている。木を熟知した職人が、素材を手で確かめながら。自然の素材は生きているから生かすつくり方でなければならない。化学物質などの接着材で木の収縮を無理やりとめる造り方をしてしまうと素材に負担をかけることになり、人体にも影響が出る家具にもなる。また、家具そのものだけでなく、部屋全体のコーディネイトまで受けることができるのも「空間工房」の名前の由来。
「洋服などはオシャレに組み合わせをして、ワンポイントで赤を入れたり青を入れたりアクセントをつけたりするのは上手だけれど、インテリアになると何故か皆、喪服のように、スタンダードな組み合わせを当たり前だと思っているよね。固定概念にとらわれることなく、もっとインテリアを楽しんでも良いと思う」とご主人は語る。また、そんな空間工房が手掛けたインテリアは、雑誌の表紙に飾られた事例がいくつもあり、その空間提案力へのファンも多い。当たり前の概念にとらわれない物づくり。そんなご主人から熱い想いと、使いやすい家具を追求して造り出す姿勢に感動した。
理屈じゃない"心"それが決め手
店主である木村さんが、ネクスト・アイズにリフォームのコンサルティングを依頼したきっかけは、東京ビックサイトで開催された住宅リフォームのイベントで、住宅コンサルタントの栗原氏に相談したことからだった。
「最初は何を相談したらいいかもわからなかった。どうやってリフォームを進めれば良いのか、本当に初歩の初歩でした。そんな時、栗原さんと会って、スケジュールの立てかたや、相見積もりの取り方などを教わりました。私が最も信頼できたのは、第三者だということ。自分のところで工事を請け負っていれば、しっかりやりますよと、売り込みになるが、そういった売り込みは全くなかった。自分がしたいことを話して、希望に合う会社を紹介してくれる。極端な事を言えば、その住宅のイベントに出展しているメーカーすべての中から最も合う会社を選びだしてくれる、そんな役割の会社があるんだなぁと知りました。」
また、住宅コンサルタントの栗原氏は、木村さんの話を聞いて地元密着型の工務店、コストパフォーマンスに秀でたリフォーム専門会社を3社選び出した。その中で、最も木村さんご夫婦が意気投合したのが、荒川区で工務店を経営するモノリス秀建の渡邉会長だった。素晴らしいプレゼンテーションだったからではない。最終的な決め手は「一緒に造っていきましょう」という職人的な姿勢と、会長の裏表のない〝笑顔〞だった。そこに、人と人との信頼感が生まれ、全面改装リフォームという大事業が動き出したのだ。
スケジュール調整や段取りを栗原氏が行い、実際に現場は、モノリス秀建の現場監督池田氏が行った。現場は元塗装工場だったこともあり、塗料が固まった廃棄物が散乱し、火花が散ればいつ引火するかわからないような状態というたいへん難しい工事だった。
「商業施設なので、普通の住宅リフォームとは違い、消防の問題など様々な問題がありました。でも、ショールームなので、見た目も綺麗にしたいからクロスなどの木目を揃えてみたり細かなお願いも結構言わせてもらいましたが、本当によくやってくれたと思っています。私も商売人ですから理屈じゃないんですよ。今回のリフォームで一生付き合っていきたいと思えるような人達と出会って本当に良かったと思います。商売は心ですよ。」と笑顔で語ってくれた。
「最初は何を相談したらいいかもわからなかった。どうやってリフォームを進めれば良いのか、本当に初歩の初歩でした。そんな時、栗原さんと会って、スケジュールの立てかたや、相見積もりの取り方などを教わりました。私が最も信頼できたのは、第三者だということ。自分のところで工事を請け負っていれば、しっかりやりますよと、売り込みになるが、そういった売り込みは全くなかった。自分がしたいことを話して、希望に合う会社を紹介してくれる。極端な事を言えば、その住宅のイベントに出展しているメーカーすべての中から最も合う会社を選びだしてくれる、そんな役割の会社があるんだなぁと知りました。」
また、住宅コンサルタントの栗原氏は、木村さんの話を聞いて地元密着型の工務店、コストパフォーマンスに秀でたリフォーム専門会社を3社選び出した。その中で、最も木村さんご夫婦が意気投合したのが、荒川区で工務店を経営するモノリス秀建の渡邉会長だった。素晴らしいプレゼンテーションだったからではない。最終的な決め手は「一緒に造っていきましょう」という職人的な姿勢と、会長の裏表のない〝笑顔〞だった。そこに、人と人との信頼感が生まれ、全面改装リフォームという大事業が動き出したのだ。
スケジュール調整や段取りを栗原氏が行い、実際に現場は、モノリス秀建の現場監督池田氏が行った。現場は元塗装工場だったこともあり、塗料が固まった廃棄物が散乱し、火花が散ればいつ引火するかわからないような状態というたいへん難しい工事だった。
「商業施設なので、普通の住宅リフォームとは違い、消防の問題など様々な問題がありました。でも、ショールームなので、見た目も綺麗にしたいからクロスなどの木目を揃えてみたり細かなお願いも結構言わせてもらいましたが、本当によくやってくれたと思っています。私も商売人ですから理屈じゃないんですよ。今回のリフォームで一生付き合っていきたいと思えるような人達と出会って本当に良かったと思います。商売は心ですよ。」と笑顔で語ってくれた。
モノリス秀建 会長 渡邉氏(左)、空間工房 代表 木村氏(右)
モノリス秀建株式会社
〈荒川区のリフォーム・新築注文住宅〉
モノリス秀建は、「急がない家づくり」を提唱している。人生の大半を過ごす場所である「家」。それは大量生産のように、2〜3ヶ月で造っていけるようなものではない。建て主と造り手が一緒になって家づくりをしてくれる。一生のお付き合いをしてくれる。そんな地元密着型の工務店だ。
モノリス秀建株式会社 東京都荒川区西尾久8-48-5 TEL:0120-24-2494
http://monolithsyuken.co.jp/
モノリス秀建は、「急がない家づくり」を提唱している。人生の大半を過ごす場所である「家」。それは大量生産のように、2〜3ヶ月で造っていけるようなものではない。建て主と造り手が一緒になって家づくりをしてくれる。一生のお付き合いをしてくれる。そんな地元密着型の工務店だ。
モノリス秀建株式会社 東京都荒川区西尾久8-48-5 TEL:0120-24-2494
http://monolithsyuken.co.jp/
今回「空間工房」リフォームを行ったモノリス秀建が手掛ける物件をご覧いただけます。
実際にお住まいになられている方から話を聞くことができたり、家づくりの様々なアイディアが浮かんだりと、ご参加の方からはとても勉強になると、たいへん喜ばれています。
お客さまのご都合にあわせて参加いただけます。日程、場所は、下記までお問い合せの上ご確認ください。
実際にお住まいになられている方から話を聞くことができたり、家づくりの様々なアイディアが浮かんだりと、ご参加の方からはとても勉強になると、たいへん喜ばれています。
お客さまのご都合にあわせて参加いただけます。日程、場所は、下記までお問い合せの上ご確認ください。