資金計画

リフォーム

家づくり

空き家対策

親から相続した空き家に住み替えをして家族3人が居心地の良い住まいを造りたい。

相談内容

親が亡くなり築32年の一戸建てを相続したが、1年ほど空き家の状態。その空き家となった実家を建替えて移り住むことを考えているが、自宅の所有マンションは賃貸として貸し出すことが可能なのかどうかを知りたい。また建替えにあたり建築時期、資金計画、建築業者選定など難しく判断できない点も多いことから総合的な面についての相談をしたい。

問題点の抽出

・建替えの要望確認とボリュームチェック。
・建替えの予算を検討。住宅ローンも考えていることから将来的なライフプランを考慮。
・新居に移りたい時期の確認と貸すマンションの劣化度合いの確認。
・貸すマンションの原状回復費用がどのくらいかかるか、いくらで貸せるか。

提案

・要望事項を纏めてもらい候補の建築会社選定
・ライフプランニング(キャッシュフローの提案)
・概算建築資金計画書の作成
・建築計画スケジュール案の作成
・原状回復リフォーム費用の算出と賃貸料の査定額提示

費用

・業者の紹介と立会い  ・・・無料 *家づくり仲介システムに含まれる
・建築概算資金計画書の作成  ・・・無料
・キャッシュフローの提案  ・・・3万円(税別)
・建築計画スケジュール案の提出  ・・・無料
・原状回復リフォーム費用の算出(概算)  ・・・無料
・賃貸料の査定額の提出  ・・・無料
・家づくり仲介システム  ・・・建築請負金額の3%

コンサルティング結果

空き家(実家)は建替えができる敷地要件であるか、要望通りに計画を実行していくうえで資金計画が成り立つのか検証した。まず建替えに掛かる費用は、総額で5,000万円。所有している金融資産の中で2,000万円を自己資金から出し、残りの約3,000万円を借り入れとして賄う資金計画を組んだところ月々返済額は11万円となる。提携のファイナンシャルプランナーと家計のチェックをしたところ将来的なライフプランにも影響が出ないことを把握した。次に所有しているマンションを貸し、収入が得られるかの市場調査などを行い検証したところ、立地条件が良いなどの理由で高い収益性が期待できることが分かった。原状回復リフォームに約500万円掛かるとしても、5年以内に回収できる見込みである。
全体のスケジュールは、相談者の新居に移り住む希望時期から、マンションの賃借人の募集がしやすい時期である2月を目指して建替えと原状回復リフォームの計画時期を提案することでご納得いただけました。そのスケジュール通りに、まずは建替えとリフォームの業者選定などから計画が進むこととなった。

担当者

栗原 浩文 

住宅コンサルタント

保有資格:ファイナンシャルプランナー

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