不動産売却

空き家対策

店舗付の実家が空き家になり賃貸で募集するも借り手が見つからないため、売却の相談をしたい。

相談内容

実家は5年前に建替えた2階建の店舗付住宅。
実家は駅前にあり、母一人で住んでいることもあり1階を店舗として賃貸し、2階部分を居住用として使っていた。
しかし、今回母が亡くなり2階部分が空き家になり、当初は相続人(長男)である自分が使うことも考えたが、「通勤に2時間かかること」「間取りが4人家族の自分たちには手狭であること」を理由に断念。
次に、住居部分も賃貸にしようと募集をかけたが、70㎡超という広さの割に間取りは1LDK+納戸で地域の需要に合わず半年の間借り手が見つからない。
今後の賃貸管理や募集・建物の維持管理を考えた末に売却することを決める。
以前、弊社開催のセミナーに参加したこともあり弊社に売却相談に訪れる。

問題点の抽出

・不動産査定額はいくらになるか?
・売却時の注意点と準備は?

提案

・不動産査定書の提出
・土地家屋調査士による境界標設置の見積もり提出
・建築士による家屋診断の見積もり提出
・提携税理士による税務相談と譲渡税の算出

費用

・初回相談  ・・・無料
・不動産査定書  ・・・無料
・土地境界標設置・測量図の交付  ・・・実費
・建物の家屋診断  ・・・仲介手数料に含む(専任媒介のため)
・不動産仲介手数料  ・・・3%+6万円(税別)
・税理士による相談と税の算出  ・・・無料

コンサルティング結果

初回相談のうえ、現地調査のアポイントを決定。
現地にて建物の仕様や設備、傷や劣化状況を確認。
土地の境界標も一部欠損していることが判る。
すべての調査後、不動産査定書を提出のうえ、土地家屋調査士による境界標の設置、既存建物の家屋調査なども見積もりを提出。後日、税理士との面談にて売却時の譲渡税など資金面もご確認いただく。
提案の結果、弊社と媒介契約を締結し販売を開始。
まずは、境界標の明示と測量図の作成、建物の瑕疵担保責任のため家屋調査の実施。
その後、程なくして買主も見つかり売買契約を締結。
税理士による引渡し後の譲渡税の申告などもサポートし、空き家になった実家の売却は終了。

担当者

齊藤 誠 

不動産コンサルタント

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