相談内容
10数年前にご姉弟で相続した築30年の賃貸アパートを売却したい。
相続したご姉弟も高齢になり(物件はご姉弟の住まいから離れている)、賃貸の空室や建物の維持管理など心配事が増えてきたので売却を検討する。
そこで、ご姉弟それぞれで手当たり次第に売却査定を依頼した。
大手や地元密着の不動産会社から提出された査定は、各社ともバラバラの金額だった。
また、不動産会社からは突然の訪問や電話営業もあり、良いことばかり言われ何を信じてよいのかも分からなくなり、弊社のセミナーを受講された後に、ご相談に訪れる。
問題点の抽出
・アパート売却の適正価格はいくらなのか?
・不動産会社はどう選べばよいのか?
・売却のスケジュールや手続きがわからない。
提案
・各社査定書の精査
・売却方法の選定
・対象物件の売却時査定額の提案
・譲渡税申告のサポート
費用
・初回相談・各社査定書の精査 | ・・・無料 |
・不動産査定書 | ・・・無料 |
・不動産仲介料 | ・・・3%+6万円(税別) |
・税理士による譲渡税申告 | ・・・実費 |
コンサルティング結果
各社から提出された査定書(6社分)を精査すると、現状のままの売却や更地にしての売買など、各社査定条件がバラバラのため、査定価格にもバラつきがあった。
初回相談のうえ、売却条件をまとめるところからスタート。
現状の空室を埋めてからが良いか?
入居者に退去いただき更地にした方が良いか?
など、ご姉弟のご意見や考えを伺いながら、売主の負担や責任、係る費用、時期やタイミングなど細部まで売却条件や売却方法の選定を行う。
選定した条件にて、弊社オリジナルの査定を実施。先に提出されていた、類似条件での他社の査定金額と大きな差がないことがわかる。
3種類ある媒介契約(一般・専任・専属専任媒介)の説明や売却時の作業や準備、提携税理士による譲渡税の確認、売却スケジュールの提案などを行う。
後日、ご姉弟相談のうえ、弊社にて専任媒介契約を締結の依頼を受ける。その後、買主も見つかり、事前に契約条件の確認を行いご安心いただいたうえで売買契約は終了。
物件の引渡後に提携税理士による譲渡税の申告も済ませ、全て終了。