台風の影響からか、関東では久しぶりの雨が降っています。
雨か晴れかどちらが好きかと問われれば、私は晴れが好きなのですが、
連日の猛暑に疲れた体には癒しの雨のような気もするのが不思議です。
その影響から、熱帯夜も解消。これからようやく秋へ向かうようです。
9月1日は防災の日
1日だけではなく、その前後の週は、防災週間とされ、今日5日が最終日です。
防災週間においては、地域の実情に応じて、防災週間の趣旨にふさわしい内容の行事等を実施するものとし、国は、関係公共機関、地方公共団体およびその他関係団体等に対して協力を要請しています。
特に今年は、1923年の関東大震災から100年の節目の年。テレビや新聞などのメディアでも大きく取り上げられていますね。
災害が起きる前にできる事について
企業や学校は、自治体や消防署などと連携し、防災訓練が行われています。しかし、個人の意識はまだまだ足りないように感じます。みなさんはご家庭の中でいろいろお話しされましたか。
何かあった場合の避難経路、非常時の待ち合わせ場所の確認、連絡の取り方、防災グッズの確認、水や非常食のチェックなどなど、確認事項は山ほどあります。
災害が起きた時点では、それぞれ各人がばらばらな場所にいます。学校や会社での防災訓練だけでなく、家庭内での緊急事態に備え各家庭での確認事項や準備・訓練が大切です。
また、災害に対する心得は、住んでいる場所によっても異なります。川や海に近く津波などの水害が多い地域、木造密集地で火災が起きた時に大変な地域、山を背負い土砂崩れなどが発生する可能性が高い地域。
ハザードマップなどで自身の地域を確認し、緊急事態を想定し、避難経路などの確認をしておきましょう。
防災の日は、1日限り。防災週間は1週間程度。この1年に1回程度の頻度では、危機意識も低下してしまいます。
そこで、国はこの防災の日以外にも防災意識の向上等が一過性のものと
ならないよう、11月5日は、「津波防災の日」、1月17日は、「防災とボランティアの日」と定め、防災の意識向上に努めています。
地震だけでなく、異常気象の影響で台風や水害も多発しています。自分の身は自分で守るが鉄則です。備えを万全にしておいてください。