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観光・飲食店業界が活況も、人材流出で人手不足へ

今日から11月です。朝晩がめっきり寒くなり、薄手のコートを着ている方も目立ち始めましたね。この寒暖差に体調を崩している方も多いと思います。乾燥してきましたから、コロナやインフルにも気をつけましょう。

 

さて、先日休みを利用し1泊2日で諏訪大社に行ってきました。随分前に行ったことがあったのですが、前宮、本宮、春宮、秋宮と4カ所まわったのは初めてでした。

 

ごめんなさい、旅行のご報告をしたかったわけではなく、コロナの規制が緩和された現在の観光業界、飲食店の状況をお伝えしたいと思いました。
行きは新宿から7時発のあずさ1号、帰りは名古屋から新幹線で帰ってきたのですが、席は満席状態で、観光やビジネスマンでごった返していました。全国旅行割や、各県独自のクーポンが効いているのですね。規制が緩和された外国人旅行客もいっぱいでした。コロナ前の姿に戻ったようで安心しました。

 

しかし、この旅行で感じたのは迎える側の人手不足です。

 

観光バスのガイドさんは、ベテランの方。最近はどうですかと聞いたところ、若いガイドさんはこのコロナでみんな辞めてしまって大変とのこと。かなり大きな有名旅館でさえもそうでした。お迎えの際、通常は荷物を部屋に運び込んでくれて館内の案内などをするのが通常ですが、フロントで5階ですとの一言だけで自分自身で運びました。

 

食事の際も中居さんがおらず、ご飯のお代わりや飲み物の注文なども一苦労でした。もともとそういうものだと思えばいいのですが、至れり尽くせりに慣れている者にとっては、残念に感じてしまいます。

 
 

玄関のポーターから、配膳、布団の上げ下げ、風呂の掃除まで一人何役もこなしているとのこと。2年半で7回のコロナ感染拡大は、若い働き手を奪い、みんな他の業界に行ってしまったと嘆いていました。>他の観光地も同様で、人出は多いのですが、シャッターが閉まっているお店も多く、せっかくこれから繁盛という時に、ここまでもたなかったのだと無念さが伝わるようでした。

 

先日のメディア報道によれば、成田空港では空港内のテナントの2割にあたる84店舗が撤退、現在ある382店舗の内、約4割が休業中でまるで地方のシャッター通りの様相。外国のメディアでは、前述のサービスも含め、日本人の“おもてなしの心”は崩壊したと報道していました。まだまだ、コロナ前に戻るのには時間がかかりそうです。

 
 
 
 

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