お盆真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか。今日から夏休み明けという方から、今週いっぱい夏休みという方までさまざまだと思いますが、世の中的にはまだまだ夏休みという雰囲気ですね。
夏休み期間中の方は、レジャーに観光にリフレッシュを、仕事の人は、猛暑でなかなか本格的に目一杯仕事モードにはなりませんが、滅入らず頑張っていきましょう。
さて、この時期は家族と過ごす時間が長くなるので、日頃話せない不動産の購入や建て替え、リフォームなどの話になるきっかけの時期。
不動産・建築の情報収集、つまりお客様の動き出しが、1月、5月、9月の年3回が基本と言われるのがその所以で、広告なども活発化します。
鉛筆1本を買うのとはわけが違い、一生を左右する大きな買い物である住宅購入は、やはり家族と顔を合わせ、そろそろ建て替えようか、リフォームしようか、家を購入しようか、貯金はいくらあるなどとご夫婦で話し合う必要があるわけです。
その際によくある失敗事例は、じゃ、とりあえず住宅展示場に行ってみよう、とりあえずモデルハウスに行ってみようと、具体性もなく、何も考えずに“とりあえず行く人”です。
何の知識武装もなく素のままで行くので、営業担当者にとっては“カモ”状態。営業担当者の巧みなトークに乗せられ、あれよあれよと話が進み、気が付けば契約までいってしまいます。
こうした人の多くが、もっと他社と比較し、検討すればよかったどうして即決してしまったのだろう、本当にこんなローンを抱えて大丈夫なのかと、あとあと後悔します。
住宅展示場やモデルハウスに行くことを否定しているわけではありません。“とりあえず行く”のなら、どんなに営業担当者のトークを気に入っても、“とりあえず参考程度”にしておくべきです。
無料敷地調査、無料プラン、あるいは仮申し込みと具体的な話に進む前に、本当に進めていいのか一度立ち止まる必要があります。
家に帰られ、もう一度ご夫婦間で、それぞれのご両親の今後について、そしてご家族のライフプランなどを話し合い、その上で出せる資金を明確にし、目的をはっきりとした上で、物件、施工会社をよく吟味し、納得した上で進めるようにしてください。
“とりあえず行く”から、話が進み、契約してしまった人の多くが、後悔しているのが現実です。