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マンションの上階から漏水が、保険でリフォームできるの?

コロナの感染拡大が異常なスピードで進んでいます。友人・知人・取引先などにも感染者が多く出はじめ、得体のしれないものというよりは、本当に身近な問題となってきました。

 
 

悠長にとらえられているのは、感染した知り合いに重症化した人がいないからなのかもしれません。インフルエンザと変わらない感じでしょうか。

 
 

行政も行動制限しませんが、どんな行動制限をしても結局は自分次第。手洗い、うがい、マスク、きちんとした食事と充分な睡眠という基本対策しかありません。これは熱中症対策も同じですね。

 
 
</p> <h3>さて、先日大学の後輩から<strong>リフォームの相談</strong>を受けました。</h3> <p> <br />  </p> <h3>マンションの<strong>上階から漏水</strong>があり、その責任問題に当事者、マンション、保険会社も絡み、補償額も含め時間がかかったとのことで、<strong>1年以上も現状のまま</strong>。表面上は乾いていてもカビの問題とかも心配していました。</h3> <p>

すぐに知り合いのリフォーム店と現場視察。天井は一部ふくらんでいるところもあり、下地からやり直すことに決めました。また、浴室やトイレの換気扇、廊下のダウンライトなども漏水の被害がでており、さらにはリビングのドアも締まりづらく、調整が必要とのことでした。

 
 

1年以上も現状のままで暮らしていたかと思うと、可哀そうになりました。聞くと、共有部分と専有部分の取り合いの問題、管理組合が保険に加入しておらず上階所有者の火災保険で補償することになったこと、その保険会社の調査員が補償額を算出するのに戸惑ったこと、また管理会社がリフォーム会社を紹介し、金額がやたら高かったことなどが、複合的に混ざり合ったとのことでした。

 
 

そもそも、管理組合が火災保険に加入していないことは大きな問題であり、仮に漏水の原因が上階の過失によるものであったならば、どこまで上階の保険でカバーできるのかも不明瞭です。漏水の保険に関しては、オプションで追加するものなので入っていなかったのかもしれません。

 
 

ご自身の火災保険の加入の有無を尋ねると、一番安い都民共済の火災保険に加入していたらしく、補填はできなかったとのことでした。 マンションで多いのは漏水被害ですから、入っておくべきでしたね。

 
 
 

また、管理会社がリフォーム店を紹介するケースが多いのですが、紐づきなので、1社で見積もりを提出する場合は割高になりがちです。

 
 
 

今回、上階から提示された補償額は 150万円程度。管理会社から紹介されたリフォーム店の見積もりは200万円位。その中には工事中の仮住まい費用などは入っていません。

 
 

提案型のリフォーム店や工務店などと違い、ビールクロスの張替えやフローリングの補修などを専門に行う原状回復リフォーム店なので対応が可能だったわけです。

 
 
 

リフォーム店にも得意・不得意があるので注意しましょう。

 
 
 

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