毎年ながら「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」の格言を思い出します。ちなみに「4月は知る」。出会いなど昔の人はうまいことを言ったものです。
それにしてもオミクロンの感染拡大が止まりませんね。知人、友人、取引先など、まわりからも感染したとの報告もチラホラ。ほとんどが子供を媒介しての感染です。みなさんも気をつけてください。
さて、先週末は昨年私どものコンサルを活用された方の「確定申告セミナー」を税理士をお迎えし、弊社事務所で開催しました。オミクロンの影響もあり、多くの方はリモートでの参加でしたが活況でした。
そこでどういう方が、いつ、どういう方法で確定申告が必要なのか、ここでまとめてみたいと思います。
確定申告は、昨年の1月1日から12月31日までに所得に対する税金を税務署に申告するもので、税金を納める場合、また還付される場合に必要です。
税金を納める人は、以下のような人が対象となります。
□ 個人事業主
□ 不動産を売却して利益が出た人、不動産所得がある人
□ 2か所以上から給与をもらっている人
□ 公的年金等の収入が400万円を超えている人 などです。
一方、税金の還付を受けられる人は、以下のような人が対象となります。
□ 年間の医療費が10万円を超えた人
□ 寄付やふるさと納税をした人
□ 新築やリフォームで住宅ローンを利用した人
□ 株などで売却損が出た人
□ 自然災害で火事や盗難に遭い、家や家財に損害を受けた人
□ 会社員が年末調整で保険料などの申告を忘れた人 などです。
所得の申告忘れなどは、後で追徴の恐れもありますし、還付を受けられるのに忘れてしまっては、大きな損になると思います。
住宅ローン控除などは、最初の1回だけは自身でしてしまえば、あとは会社が年末調整でやってくれますので、忘れないようにしましょう。
申告期限は、2月16日(水)から3月15日(火)までです。
最近ではインターネットでも作成、提出が可能です。
もちろん税務署に直接行って、税務署員のアドバイスをもとに作成し、申告もできますが、コロナ対策で混雑しないよう、入場整理券を発行して対応しているところもあるので、事前に問い合わせてみることも必要です。
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