立冬も過ぎ、短かった秋から本格的な冬へと移り変わっていきます。つい先日神宮外苑を通ったのですが、銀杏並木も黄金色に色づいていました。
朝晩も冷え込んできましたから、風邪など引かぬよう気をつけてくださいね。
さて、先日あるお客様のお引き渡しがありました。
ご主人様、奥様とも30代後半で、幼いお子様が2人いらっしゃいます。
家づくりのきっかけは、お父様の相続対策でした。
駅徒歩10分の閑静な住宅地に400坪以上所有され、お父様の母屋が建っているのですが、このままだと相続税がかかるとのことで、その対策に当初はアパートを建築する他有効活用のコンサルティングを依頼されていました。
話を進めるうちに、お子様がまだ幼く、その面倒をお母様がみていた関係で長女様が自宅を建築したいとの話が浮上し、そのコンサルティングに変更になったわけです。
ハウスメーカー5社で検討が始まりました。
住友林業、積水ハウス、三井ホーム、三菱地所ホーム、ミサワホームです。
大手ハウスメーカーに絞ったのは、洋館である母屋との調和、天井が高く開放感があることの提案力、全館空調を希望していることなどを考慮し、そして保証が30年続くという安心感を考慮したのが理由です。
1stプレゼンで住友林業が落ちました。
在来木造で洋館である母屋との調和が取れていなかったことも理由の一つではありますが、最大の理由は独自のプラン提案力がなかったこと。
住友林業ほどであれば、洋館風にもできるし、独自のBF構法(ビッグフレーム)で開放感があるプランができるはずなのですが・・・ 大切な1stプレゼンを怠りました。
その他の4社は、それぞれ全く違うプランを提案してきました。
一部は平屋風で母屋との視線を考慮した積水ハウス、吹き抜けやハイサッシを多用した三菱地所ホームや三井ホーム、斬新な設計で度肝を抜いたミサワホーム。
どれも甲乙つけがたく、最終プレゼンまで4社が競い合いました。
最終の見積額が一番安かったのが三井ホーム、次に三菱地所ホーム。高かった順に積水ハウス、ミサワホーム。
価格差は最大で1,000万円でした。プランを気に入った順では一番がミサワホーム、次に三菱地所ホームでした。
ここで実は問題が。
当初決めていた予算が 1,000万円上回っていたことです。
住宅ローンを 1,000万円余計に借入すれば解決ですし、充分に余力のあるご主人様でしたが、そこは当初決めていた予算を守ろうと固執。
可能性のある三井ホームと三菱地所ホームに、予算削減案を再度提示してもらうこととなりました。
結果は・・・。
近日中に完成した建物をYouTubeにアップいたします。
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