2019年とは違う“特別な夏休み”も終わってしまいました。今週から仕事再開された方も多いのではないでしょうか。うだるような暑さ、コロナへの細心の注意と、体も神経もほとほと参ってしまいますが、夏バテなどせず頑張っていきましょう。
さて、コロナ感染拡大の影響で、暮らしや住まい方の意識が少しずつ変化してきているようです。新築でもリフォームでも、最近言われるのが書斎のニーズ。
テレワークが浸透し、ダイニングテーブルで仕事をしていたが、子供さんたちや奥様に話しかけられるので仕事に集中できないとの理由から、個別の空間が欲しいとの要望が増えています。
リフォームであれば、空間がきまっていますのでスタディコーナーをリビングの一角へ。新築であれば、ほぼ確実に個別に作ってほしいとの要望です。これが一番の変化ですね。
また、ここのところ多いのが、別荘の建て替えの相談。バブル時にはセカンドハウスと称して、別荘が大人気でした。土地の値段がほとんどかからないので、全体的に割安で購入できたこと、週末、自然に囲まれたリゾート気分が満喫できることがステータスでした。
ところが、バブルが崩壊し、なかなかそんな余裕がなくなり別荘に行くことも億劫に。築年数も古くなり、修繕するのもお金がかかりほったらかしに。きれいではないので余計に行かなくなり、おまけに固定資産税や管理費などの固定費もかかるとのことで、最近までは売却の相談がほとんどでした。
ところが、売却しようと思っても買い手がつかない。2,000万円で購入したものが、100万円以下でも売れない。そんな状態がここ十数年続いていたのが現状でした。最近では、別荘の0円売却なんて言葉も聞くようになりましたね。
ところがこのコロナで一変。
いままで売却を検討していた人たちが、建て替えを検討し始めました。都心部を中心にコロナの感染拡大がみられ、地方の方が安心。仕事もリモートでできるなら、家族で環境の良い別荘に避難したい。こう考える人たちが増えてきたのでしょう。
軽井沢、八ヶ岳、伊豆、那須、房総。以前脚光を浴びた別荘地での建て替えニーズが、急速に高まってきているように感じます。
気を付けたいのは、安心できる施工会社が少ないこと。分譲地でしっかりと管理会社がついて運営されているところはいいのですが分譲会社が倒産し、管理もされていないところがほとんどです。
建て替え需要がありませんから、近くに工務店さんもないのが実情。地元ではありませんが、施工可能な安心できる工務店さんもあります。施工会社で困っている方は、ぜひご相談ください。(相談はこちらからどうぞ。)