2019年7月は1日が月曜日だったので、“海の日”は最短の15日ということになりました。以前は20日と決まっていましたが、ハッピーマンデー制度の改正で、第3月曜日に変更になりました。
さて、14日の日曜日に台東区さんと共同開催で“空き家フォーラム”を台東区役所内で開催しました。昨年から東京都の空き家事業者として採択され活動してきたわけですが、少しずつ浸透してきた感じがします。
当日は、午前に「親の土地や家をどうする?相続と空き家問題と解決策!」午後は、「後悔しない親の家の片付け術」と題し、前者は税理士の先生に後者は『カツオが磯野家を片づける日』のベストセラー作家の方に講演をお願いしたのですが、2つのセミナーとも超満員でした。
ワンストップ相談窓口であるという、弊社の最大の特徴を生かし、税理士、司法書士、行政書士、ファイナンシャルプランナーなどの士業や地方の実家の見守りサービスをしているアルソックさん、老人ホームなどの紹介をしているウエブクルーさんなどの空き家の専門事業者さんが相談ブースで軒を連ね、相談に対応していただきました。
空き家でお困りの方はそれぞれの相談ブースを廻っていく形となるわけですが、相談者の数は24組にものぼり、参加者の1/3以上の方が相談していきました。
当日飛び込みの参加者も多く見られたのは、月に1回、区役所が日曜日開庁の日にあたり、空き家施策担当の職員の方々が誘導してくれたおかげです。
最近は日曜日も区民サービスの一環として開庁している事実に驚かされたと同時に、職員の方々の献身的なサービスにも頭が下がりました。本当にありがとうございました。
相談で多かったのは、地方の実家が空き家になるという問題です。台東区と言えば“上野駅”。かつては東日本の玄関口と言われ、私もそうですが地方から来た人にとっては初めて触れる大都会でした。
昔から根っからの江戸っ子という方も多い地域ですが、地方から上京しそのまま移住という方も多く、地方に実家があり誰も住んでいない空き家をどうするか迷われている方が特に多いという印象でした。
地方でも都市部であれば、提携している不動産事業者に賃貸市場などを聞き、また需要がない山間部であれば、提携している地方の空き家専門買取業者に査定をお願いするというのが通常の報告書となります。
昨年から続いている空き家事業ですが、地域によって異なるのも事実。今後もいろいろな自治体と協力して活動していきたいと考えています。