6月に突入です。
時の経つのが早いですね。もう1年も半分にさしかかりました。あっという間に年の瀬を迎えそうです。年のせいでしょうか。(笑)
さて、弊社は6月1日で15年目を迎えます。
どの企業、どの資本にも属さない消費者と売り手との間に入る第三者機関として、2004年に栗原、池田の3人で設立して満14年になりました。
売り手主導の住宅業界を変えよう、グレーな不動産業界を変えよう、消費者の味方となって、正しい情報を伝え、消費者選択型の仕組みをつくろうと意気揚々と船出した時を今でも思い出しますし、それは今も変わりません。
とにかく正しい情報を伝えるためには、セミナー・イベントしかない、多くの消費者と巡り合い、個別に無料相談を繰り返しすることで社会の役に立とうと、何度もくじけそうになりながらも活動してきました。
今回は、その実績が認められ、嬉しいご報告です。
平成30年度の東京都空き家利活用等普及啓発・相談事業の事業者に弊社が選定されました。
簡単に言うと、現在空き家になっていてどうしたらいいかわからない、もしくは、現在親が一人住まいで、近い将来親が病院や老人ホームに行く場合どう実家を利活用すればいいのか相談したいという人がいれば、この事業者に相談してくださいという東京都の認定がもらえたということです。
現在、東京都の空き家は82万戸で、年々急激に増加しており、社会問題になっています。相続時にもめて共有名義になっていて、リフォームや建替え、売却ができない。管理さえままならず、ゴミ屋敷化しているなどです。
こうした問題を解決するには、単純な損得ではなく、お客様の心理的な部分にも寄り添い、関係者に対し十分なヒアリングを実施し、あらゆる解決策を提示し、空き家になる前にどうしたらいいのかを時間をかけてやっていくしか方法はありません。
既存空き家の問題の他、空き家所有者予備軍に対しても、セミナーなどで充分に空き家問題について普及啓発することが大切になってきます。
また、弁護士、税理士、司法書士、宅建士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家と提携し、ワンストップで相談できる体制も必要になります。
ここまでくればお分かりの通り、ネクスト・アイズが14年かけてやってきたそのままの姿ではないでしょうか。
この事業者募集が出た時に、これは弊社しかないという思いで、申請書を書き、ありのままのプレゼンテーションを実施しました。結果は、前述の通り、数多くの事業者の中から弊社が選定されました。
これからも企業理念を貫き、誇りをもって真摯に取り組んでいきます。