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コロナ禍なのに、住宅・不動産購入意欲は増大!

先週梅雨入りかと思われた関東ですが、全国的に週末から五月晴れに。
このままだと、例年通り6月に入ってからの梅雨入りになりそうです。緊急事態宣言下ですから、活動的というわけにはいきませんが、洗濯や衣替えに利用したいですね。

さて、コロナ過の住宅・不動産業界ですが、木材不足による価格高騰も何のその、活況に推移しています。

国土交通省の住宅着工件数の推移を見ると一目瞭然です。最新のデータは2か月前になるので、3月の住宅着工件数となります。
4月の住宅着工件数は4月1日に発表されます。

3月の新設住宅着工は、全国では持家、貸家、分譲住宅とも増加し、21か月ぶりの増加に転じました。なんと2年ぶり近くとなります。

持家というのは、いわゆる注文住宅で、貸家というのは賃貸住宅、分譲住宅というのは、分譲マンションと建売分譲住宅をさします。

首都圏では、一足早く、持家では11月から5か月連続増加に転じ、1月から対前年比で2桁増加と急増。貸家も2月から連続増加、分譲住宅も1月から増加に転じています。

これは着工件数推移ですから、契約ベースに割り戻せば、契約後の実施設計期間と確認申請期間に3か月を要すると仮定すれば持家では11月の3か月前の8月位から活発化したと予測されます。
ちょうど、9月末が期限の住宅ローン控除という政策と一致します。

現状では、一戸建ての建売分譲住宅が販売されると即完売。中古住宅を含めて、案内する物件がないほどの在庫不足となっており、飯田グループやオープンハウスなどの分譲建売り開発業者は、用地仕入れにやっきという状況です。

売却を検討されている方にとっては、最大の売り時かもしれません。

では、どうしてコロナ禍なのに住宅・不動産が売れているのでしょうか。

理由は2つあると思います。コロナの影響を受けていない上場企業の社員さんや公務員さんを中心に家庭内に余剰資金が貯まっていること、そして、テレワーク等で家族と一緒にいる時間が多くなり、より住宅に対する思いやニーズが高まったことだと思います。

コロナの影響を受け、生活がままならない方々がいる一方でこうした方々もいる2極化状態は異常だと思いますが、今年一年は、この状況が続くのではないでしょうか。

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