緊急事態宣言が全国に拡大し、緊迫した日が続きます。他に目を向けたいのですが、世の中コロナ一色で本当に疲れますね。何とか明るい話題を届けたいのですが、見当たりません。せめて感染者が目に見えて減少してくれればいいのですが・・・。
さて、弊社でもテレワークをしているというお話はしていましたが、3人だけは出社しています。そして私は職住接近で徒歩7〜8分ですから毎日出社しています。
先週の土曜日に、会社までの徒歩で何人とすれ違うか数えてみました。
朝の8時半ですれ違ったのが2人、反対側の道路や遠くに人を確認できたのが6人。合わせて8人しか人流がありませんでした。麻布十番でです。
ご承知の通り、麻布十番は昔ながらの商店街で飲食店が多いのが特徴です。まだ緊急事態宣言が出される前までは、お客様の数は少なくなったとはいえ飲食店は昼も夜も営業していました。
ところが宣言後は、お酒を出すのは7時まで、お店を閉めるのは8時と制限がだされましたから、しばらくは昼のランチ営業でお弁当を出してしのいでいました。しかし、最近では昼も営業しておらず、地方によくみられるシャッター街となってしまいました。
おそらくは、麻布十番は家賃がべらぼうに高いので、ランチ営業をしても材料費や人件費がかかり、逆に採算が取れないのでしょう。土曜、日曜はまるでゴーストタウンです。
一方、ある用事で先週の平日に練馬区に行きました。光が丘公園はランニングする人や、平日にもかかわらず家族連れでごったがえしていました。お父さん、お母さんと子供です。
車で通りかかったスーパーも同様でした。なぜ平日にお父さんも含めた家族連れが多いのか。ぴんときました。お父さんはテレワークです。
わが社の社員でもテレワーク中に電話したら、家族で買い物してましたとの回答。これでは何のためのテレワークかわかりません。
逆に都心の方が閑散としていて、郊外の方に人が多い印象です。現時点では感染している人の割合は都心に多い印象ですが、じきに郊外へ徐々に広がっていくように思います。
せっかく会社がテレワークで自粛しても、ステイホームで個人も自粛しなければ何の意味もないように感じました。