
暖かくなったり、寒くなったりとこの時期仕方がありませんが、体調を崩されている方も多く見られます。花粉症の症状とも似ており、風邪なのか見分けもつきませんね。またノロウィルスなどの感染症も流行っているそうで、どうかくれぐれもお体にはご自愛を。
メジャーリーグへの移籍と同様、企業でも人材の流動が活発

さて、日本列島は大谷選手率いるドジャースの話題一色ですね。
世界最高峰であるメジャーリーグのチャンピオンで、大谷選手の他にもベッツやフリーマン、カーショー、スネルなど素晴らしい選手の集団です。
野球をやった経験がある人からすれば、まさに夢のような話です。
そのドジャースと今永選手、鈴木選手がいるカブスが、東京でメジャーリーグの開幕戦を行うわけですから、大熱狂です。
サッカーに例えるなら、メッシやロナウド率いるチームが来日し対戦。
そのチームに三苫さんや久保さんや堂安さんがいるようなものです。
日本でも人気のプロ野球ですが、選手の年棒は桁違いです。
ドジャースの総年棒は約460億円、カブスでも約275億円です。
人気の読売ジャイアンツで45億円ですから規模は10倍となります。
これでは、日本で活躍した人はみんなメジャーに行ってしまいます。
会社も同様です。
このインフレで給与が高騰しており、人材の流動化が生まれています。
国策ではあるものの、給与所得者は、なるべく年収の多い会社に転職したがるもので、引き抜き合戦みたいなものも横行しています。
33年ぶりの「賃上げ率高水準」だけど・・・

労働組合全国組織である連合が、先日発表した第1回回答集計によると、今年の春闘の賃上げ率は、5.46%と前年同時期の5.28%を上回り、2年連続の高水準だったようです。
300人未満の中小組合でも賃上げ率は5.09%で、33年ぶりの高水準。
しかし、組合など持てない中小・零細企業などは、いくら国のバックアップがあってもそうそう賃上げできません。
大手と中小零細の給与水準格差が深刻になってきています。
国の経済政策としては、一定の利益が出ている企業に協力してもらい、物価上昇を上回る実質賃金のアップで、経済を活性化させる意図は充分わかりますが、利益が出ていないところへの無理な賃上げ要求は、経営の根本を揺さぶる話になります。
新卒社員の給与アップなどは、もともと新卒社員の採用は考えていませんから何でもない話ですが、既存社員の給与水準の格差となると大きく話は違ってきます。
人材が流出し、人手がなくなり、倒産している中小企業も続出しています。
もちろん会社の使命として、企業努力によって利益を確保し、社員に還元することは怠ってはいけない大切なことです。
しかし、ここ数年の急激な変化に対応できなくなっています。
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