先週末の梅雨明けから、連日35度超えの猛暑が続いています。もわっとしてサウナにいるような日中は外出するのも危険で、夜間でも温度は下がらず、冷房をつけていないと眠れませんね。年を経るごとに夏を乗り切るのに一苦労です。
熱中症と見分けがつかないコロナの感染拡大!
さて、そんな夏にコロナの変異型が全国で急拡大しているようです。思い起こせば、ここ数年コロナが流行している時期と言えば、1月から2月にかけてと7月から8月にかけてでした。
のど元過ぎれば熱さ忘れるではありませんが、コロナがなくなったわけではありませんから、この時期に増えるのは当然です。感染の主流は、「JN.1」から「KP.3」に置き換わったそうで、何のことやらさっぱりわかりませんが、特徴として免疫から逃れるやっかいな性質があるそうで、今後はさらに流行が拡大するとのこと。
コロナにおびえていた時代は、みなさん半年ごとにワクチンを接種していましたが、5類感染症に移行して以降は、誰も気にも止めず、ワクチン接種どころか、マスクもせず平常生活に戻っています。
さらには、今年前半の訪日客数もコロナ前を上回る過去最高を更新とのこと。インバウンドで経済が潤うことは日本にとってはいいことですが、習慣性の違いからか、店の中や満員電車でも大きな声で話しています。
もちろん、マスクなどをしている人も皆無です。
東京や大阪、京都などの大都市ばかりでなく、さまざまな地方へ移動していきますから、夏休みの国内旅行とともに、流行が伝播しやすくなります。
弊社でも朝の朝礼で、帰社後の手洗い除菌、喉が痛い、咳が出た場合のマスクの励行と上席への報告と対策について再度確認しました。
さらには、この猛暑での熱中症やクーラー病とコロナ感染の見分けがつかない状況もあるようです。発熱やのどの痛み、だるさという症状がどれも似ており、本人もまわりも気づかないケースが多いようです。
高齢者の方は注意!我慢せずに夜間も冷房を使用
また、この時期、特に高齢者は注意が必要です。つい先日施設に入っている母親が外出中に気分が悪くなり、ふらついたところ、まわりの人が救急車を呼んでくれて、隊員の方から連絡をいただきました。
大事には至らず、少し休んでいたら回復してきたため、そのまま施設に戻ったとのことで、コロナにも感染していなかったようです。
救急車の隊員の方には迷惑をかけました。
原因は、冷房を昔からつける習慣がなく、日中はともかく夜間は消すことで快適な睡眠が確保できていなかったこと、水分は熱いお茶をすするだけで水分が不足し、脱水症状を起こしていたとのことでした。
日中の不要な外出を避けること、夜間寝る時もタイマーで冷房をかけること、ペットボトルでカフェインが入っていない水を取ることをきつく諭しましたが、外出も大丈夫だと言い張り、寝る時には必ず冷房を切るのは当たり前だ、ペットボトルのふたがまわらないからお茶で十分と全く聞く耳持たずです。
皆さんも体調管理には十分気をつけてください。