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維持管理が難しい空き家と“ 空き家EXPO 2021 ”開催のお知らせ

先週は冷たい雨で秋模様。気温が一気に15度も下がっては、体調も維持できないですよね。今週はまた30度超えの様子。温暖の差に十分気を付けましょう。

さて、前回でご紹介しました空き家やお墓を低料金で清掃してくれる高齢者のボランティア団体ですが、一体いくらでやってくれるのという問い合わせがあったのでご紹介しておきます。
正確には、“地方広域シルバー人材センター”という名称で、地方自治体などと連携して活動しています。

私がお願いしたのは、庭木の草むしり。広さから1日2人がかりで、6時間労働の2日間。
料金は2日間で 10,560円でした。

1日5,280円で2人がかりですから、1人当たりの日給は2,640円です。6時間労働ですから、時給にすれば440円。業者に依頼すれば、1日15,000円くらいは人工(にんく)代として取られますから、とてつもない安さだと言えますね。
興味のある方は、地方の自治体に問い合わせしてみてください。

また、空き家に関連した話で行けば、水道・電気・ガスをどうしておくか、という問題があります。そのままにしておけば、毎月の基本料金がかかるのでもったいないから止めておくのが一番です。
1年に数回帰宅する際に開栓をお願いすればいいのですから、私もこの対応をとっていました。

しかしここで厄介なのが、実家の給排水設備が電気と連動していること。
外出しの給湯器の凍結防止装置、そして浄化槽などです。
電気が通っていないため、凍結防止装置が働かず、一冬で配管に残っている残り水が凍結したことにより破裂してしまいました。また、浄化槽も通電がないため、クリーニングが機能せず、臭いが拡散していました。結局電気は停止できない状態です。空き家の維持管理は本当に難しいですね。

こうした問題も含め、10月9日(土)、10日(日)の2日間、恒例の“ 空き家EXPO 2021 ”が、新宿住友ビルで開催されます。東京都空き家利活用等普及啓発・相談事業の一環で、新宿区が後援しています。

高橋 英樹さんやピーターこと池畑 慎之介さんのトークショー、認知症の母と支える息子との愛を描いた“ペコロスの母に会いに行く”上映会。10のミニセミナーと税理士、司法書士などの専門家、空き家事業者が集う相談会など、盛りだくさんのイベントです。

ご興味のある方は、ぜひ。こちらからお申し込みください。
★空き家EXPO 2021 専用ページはこちら

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