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小学生のなりたい職業から”大工さん”が消えた!

桜が満開。1年で一番艶やかな季節の到来です。一方、首都圏では緊急事態宣言も解除され、抑圧されていた分、どうしても気持ちが高揚し浮かれてしまいがち。

しかし、コロナの感染者数もなかなか減らないのも事実。みなさん、この狭間で揺れ動いてしまいますよね。やはり、1人か2人程度で散歩がてら桜見物がいいのではないでしょうか。

 

さて、先日第一生命が、「小学生の大人になったらなりたいもの」ランキングを発表しました。ここでは男子を取り上げ、6年前の2015年と比較してみます。

 

2021年               2015年
1位 会社員            1位 サッカー選手
2位 You Tuber/動画投稿者       2位 野球選手
3位 サッカー選手         3位 警察官・刑事
4位 ゲーム制作          4位 電車・バス運転士
5位 野球選手           5位 大工さん
6位 鉄道の運転手         6位 お医者さん
7位 警察官            7位 食べ物屋さん
8位 公務員            8位 学者・博士
9位 料理人/シェフ          9位 宇宙飛行士
10位 ITエンジニア/プログラマー        9位 消防士・救急隊
10位 教師

 

1位に会社員というのは驚きですね。実にバブル時以降、30数年ぶりだそうです。

ニュースでもやっていたように、コロナ過のリモートワークで家で仕事をしているお父さん、お母さんを見てかっこいいと思ったそう。
コロナもたまにはいいことしましたね。

 

2位のYou Tuber/動画投稿者というのは、さすがに6年前にはなかったこと。ここ1~2年で社会に浸透してきた職業です。

 

 

個人的に気になったのは、「大工さん」です。

第一生命さんのデータを調べてみたら、昨年までベスト10に入っていました。2020年が 10位、2015年は表のとおり5位、少し遡って2007年も5位、2004年は4位でした。

その前のデータはわかりませんが、20年近くも必ずベスト10に入っていた職業です。

 

マンション・建売分譲住宅の普及と拡大に伴い、おそらくは大工さん自体を知らないか、見たことがないのではないでしょうか。寂しいですね。

 

地鎮祭や上棟式の際に、屋根に上ったりしてかっこいいのですが。注文住宅離れが進んでいることが、こんなことからもわかります。

 

 

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