立冬も過ぎ、本格的な冬の到来を感じます。天候も良好ですが、気温の低下とともに乾燥もしてきました。コロナもインフルも、ウイルス自体が活性化しますから、これから心配ですね。換気も頻繁に、加湿器なども準備しておいた方が良さそうです。
さて、今回はプランのチェックについてです。家づくりやリフォームの総合コンサルティングを受けると、担当コンサルは毎回出されるプランをチェックします。
3社程度のそれぞれ1stプランから、最終プランまで多いときは6~7回程度、延べにすれば、合計で20回ほどになることもあります。
では、どんなところをチェックするのでしょうか。
まず敷地の状況は現地確認しますから、道路状況、土地の高低差から近隣の窓や玄関の位置、駐車場の位置、電柱やごみ置き場などを把握します。その上で、時間帯ごとの日照状況と通風などもチェックします。
その土地の持つ特性を把握した上で、建て替えであれば現状の不満点を中心に土地購入からであれば、新しい家へのご要望である夢をヒアリングします。全部が叶うわけではないので、いっしょに優先順位をつけていきます。
もちろん、ライフプランやキャッシュフローにて資金計画をチェックし、自己資金と適正な住宅ローンを算出したり、将来、親を扶養する可能性があるのであれば、将来の間仕切り変更が可能かどうか、さらには新築する住宅にどれだけ住み、老後はどうするのか、あるいは終の棲家とするのかこの家を承継する人がいるのかなどもヒアリングし、頭に入れておきます。
こうした土地の特性とお客様のご要望(夢)、ライフプランを前提条件に、各社から提案されるプランをチェックしていくわけです。
ここで、いくつか基本となるチェックポイントをご紹介していきます。
□ 家相は大丈夫か。表鬼門、裏鬼門に玄関、水回りは入っていないか。
□ 建物の外形は大丈夫か。構造と雨じまい、コストに無理はないか
□ プライバシーは守られているか。道路側、隣地からの視点の位置。
□ 廊下などの共有部分に無駄がないか。
□ 各部屋、廊下などの共有部分の採光・通風は充分かどうか。
□ 上下階の音、排水関連の音に問題はないか。
□ キッチンからの動線。ごみの保持と処理は適切か。
□ 洗濯からの動線。洗濯してから干場までの確認。
□ 収納力と場所は適切かどうか。収納リストの作成。
□ 防犯面は大丈夫かどうか。窓まわり、外構の確認。
その他、細かいところはたくさんあるのですが、ざっと並べてみてもこれだけあります。最近はパースや3Dなどのプレゼン技術が優れていますから、小手先のきれいさに騙される場合も少なくありません。
本来であれば、専門家にチェックしてもらうことをお勧めします。
★ネクスト・アイズでは、ライフプランから計画を進め、それに合わせてプランチェックを行っております。家づくりや不動産に関するご相談は、ネクスト・アイズへお問い合わせください。問い合わせはこちらから