すっかり秋めいてきました。朝晩は特に上着がないと寒いですね。朝起きづらい、夜は温かいものが食べたくなるなどの症状も出てきて、このまま一気に冬へ突入しそうです。
さて、前回まで私の相続について3回にわたり書いてきました。読者の方々以外にも、取引先の方々や大学の友人たちからも多くの励ましや問い合わせをいただき、感謝するばかりです。本当にありがとうございました。
特に私の年代に近い50代の方々からは、私の本業がコンサルタントなのに逆に教えられる事ばかりで、少し恥ずかしくなりました。また、やはり年代的に同じ境遇の方が多いのだとも実感をしました。
緑内障でも、白内障の手術をすることで見えやすくなること、最新の手術を行っている病院名まで教えていただきました。施設選びでも、同じ健康状態の人といっしょにいないと、会話が成立せず孤立してしまうということも聞きました。場所や環境だけではないのですね。参考になりました。
また品川での空き家フォーラムでは、やはり50代の方が5月にお父様が亡くなり、仙台の実家が空き家となっていて、毎月遺品の整理、ごみ処理、換気他維持管理のために車で帰るのだが、往復10時間以上の運転は疲れますよねと相談を受けました。
同じ年代、同じ境遇だったため意気投合し、ALSOKという警備保障会社が空き家の見守りサービスをやっていますよと伝えました。これは、室内にセンサーを設置し異常が起きた場合すぐ駆けつけてくれる、月に1回の巡回点検・報告サービス、オプションですが鍵を預けておけば、室内の換気サービスなども実施してくれるというものです。
基本は月に 4,000円からです。
知らなかったらしく、早速検討しますと話していました。また、先祖代々からの墓の管理もどうしようかと悩んでいましたので最近は“墓じまい”という方法がありますとお伝えしました。
先祖代々の墓を“墓じまい”するのは忍び難いですが、管理や供養などをするために地方を行き来するよりも、家族が好きな時にいつでも会えるよう近くに移転することです。最近はすごく人気ですね。
しかし、一番共感したのは、実家を売却したり、“墓じまい”することは楽になるのだけれど、自分が元気なうちはしたくないという点でした。もちろん子供たちには苦労をかけたくないので、いずれはという点もです。
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