じめじめとした梅雨らしい日が続きます。東京では気温も上がったり下がったりと、不規則で体調を崩される方も私のまわりでも出てきました。みなさんも十分に気をつけてくださいね。
さて、6月19日に自粛が全面解除され、県をまたぐ移動もOKとなり、箱根などの近場の温泉街や、飛行機を利用した沖縄などへの旅行者が急増しているとのこと。
観光については、宿泊所や周りの観光施設、飲食店、そして移動するための新幹線や航空業界が大きな痛手を受けていましたから、本当に良かったと思います。これから本格的に回復してくるといいですね。
そこで注目されているのが、野党や国民の心情を無視していると言われた“Go To キャンペーン”です。
“Go To キャンペーン”とは、新型コロナウイルス感染症収束後の経済活動の回復のために、影響を受けた地域の観光、運輸業、飲食業、イベント・エンターテインメント事業などを対象とし、地域再活性化のため需要喚起キャンペーンです。
“Go To キャンペーン”というと、旅行に行くとお金が補助されることが一番の話題ですが、実は前述のように大きく4つの種類があります。
①Go To Travel キャンペーン(観光)
②Go To Eat キャンペーン(飲食)
③Go To Event キャンペーン(イベント・エンターテインメント)
④Go To 商店街 キャンペーン
旅行業者経由、オンライン飲食サイト経由、チケット会社経由、商店街経由などで申し込みをすると、さまざまな割引や特典が受けられるというものです。特に旅行などは、一人当たり2万円/泊のクーポンが発券されるので人気です。
問題は、8月の夏休みに間に合うかどうかです。つい先日、委託先の公募が始まったばかりで、国土交通省では8月の早いうちでの事業開始を目指すと言っていますが、学校の夏休みが少ないなか心配ですね。
4月だと思いましたが、緊急事態宣言の真っ只中にこの話が予算に組まれていると報道されたときには、会社や個人が生きるか死ぬかの大事な時に、その後の話を予算計上なんて、と私自身も思いました。
今となって考えれば、これは必要なことなんですよね。あさはかでした。できれば、自粛でストレスが溜まっている家族旅行の補助として、子供たちの夏休みの思い出に間に合ってくれることを祈ります。