暑いですね。入梅後の湿度の高い暑さですから体にこたえます。コロナウイルスにとってもきついのではないでしょうか。高温多湿も、コロナ退治になるのなら我慢できますね(笑)。
さて、先週末弊社の季刊誌“余はく”の取材で名古屋に出張してきました。コロナの影響で、新幹線での出張は今年初めて。つまり半年以上ぶりです。行きの新幹線は3席と2席で1列5席なのですが、2人程度の40%の乗車率。帰りは5席中1人いるかどうかなので 20%以下の乗車率で快適でした。逆に、これでJR東海さんはやっていけるのか心配になりました。
“余はく”の取材というのは、弊社の有料コンサルを利用して家を建てた方の取材です。お客様は当時東京に住んでいて、弊社のセミナー等に何度か参加いただき、名古屋に帰るのを機に、実家を建て替えた方です。
今回の取材に当たって、過去の打合せ資料や議事録を紐解いてみました。
出会いは2011年5月に東京ビッグサイトで開催された“住まい博”。当時、相談ブースで出展していた弊社に立ち寄られました。
その後、2013年1月に弊社麻布十番事務所にて初回相談を実施し、以降、数多くの弊社主催セミナーに参加。2015年12月に再相談を行いました。
当初は、築55年の実家をリフォームするか建替えるか悩まれていて、リフォームした場合の費用と建替えた場合の費用、それぞれのメリットデメリットを添えた弊社の意見書を提案していました。ちなみに、弊社の意見としては新築をお奨めしていました。
2018年6月に名古屋に戻ったのを機に、ご連絡があり打合せを再開。前述の意見書を3年近く熟読していたそうです。依頼するなら第三者機関である弊社へ、そして計画するのは新築と決めていたとのことでした。
ここまで、出会ってから7年。ここから家づくりがスタートし、3社の工務店さんからプランや見積もりを提案され、うち1社と契約、昨年の11月にお引渡しをしました。足掛け8年以上となりました。
完成した家は、お母様と暮らす、光が燦燦と降り注ぎ、自然風が通る平屋。冬場でも空調がいらないほどの断熱性と、室内はオールムク材、エコクロスという自然素材の家で、お二人とも非常に満足していらっしゃいました。
何より嬉しいのは、準備期間が長い分、外観、内観、間取り、素材など気に入った写真などを集めたスクラップブックを持っており、さらに断熱・気密なども徹底的に調べるようなお客様だったのですが、自分が思い描いていた家よりもはるかに良い家ができたと言っていただけたことです。まさにコンサル冥利です。
コロナの影響で、お庭はこれから作るとのことでしたが、家庭菜園や植栽の跡がところどころに見受けられ1年後が楽しみでした。この取材の様子は、8月発刊の“余はく40号”で見られますのでお楽しみに。
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