2月3日は節分。2020年の恵方は、“西南西”。無病息災や商売繁盛の運を「一気にいただく」という意味を込めて、“西南西”に向かって恵方巻を丸かじりした方も多いのではないでしょうか。
今年はずっと暖冬なので実感がありませんが、立春となるこの2月3日は、住宅業界においても建築の節目として、昔から気にされる方が多いようです。
家相学、風水学上でも何年の節分明けじゃないと着工してはいけないと気にされる方が多く、私のコンサルを受けている方でも現在2人ほどいらっしゃいます。
一人は、来年の節分明け。もう一人は再来年の節分明けの着工に向け、すでにプラン提案を受けていらっしゃいます。1~2年後の着工であっても、1か月から2か月に1回の割合で、じっくり打合せができるので、逆に急かされることなくゆったりとした気持ちでできると好評です。
通常、施工会社に直接お願いした場合は、半年後に来てくださいとか、1年後に来てくださいとか嫌がられるのですが、弊社が間に入ってスケジュールを立て、お客様と施工会社の合意の上で進めていくので、嫌がられることもなくスムーズに進めることができ安心だと思います。
特に、土地を購入して注文住宅を建てたいと検討している方などは、1か月で無理やり土地を決め、数回で建築会社を決める方も多いのですが、期限内で出会える物件などは限られており、後悔する人が多いのが実状。この方法で1~2年じっくり検討する方が、成功する確率は高いと思います。
今年は特に国の住宅支援策の関係上、年内中に入居すれば住宅ローン控除が10年から13年に延長になる。3月末までに契約をすれば、住宅取得資金贈与の非課税枠が最大になるなど、期限付きが何かと多いのが特徴です。
焦って失敗しないようにするには、早めに動いてじっくり検討するスタイルの方が、成功の近道だと思います。