5月も半ばにさしかかり、すっかり初夏の様相です。
現実は1ヶ月以上も梅雨を挟むので、初夏ではないのですが、紫外線も強く、一日外にいると日焼けをするほどです。
その梅雨ですが、今年は早まるのではないかという予測。
すでに沖縄や奄美までは梅雨入りしています。水不足の問題や野菜や果物にとってみれば、梅雨は夏入り前の大切な天からの贈り物。
ちょっとじとじとするくらい私たちは我慢、我慢ですね。
さて、先週末、時間が空いたので久しぶりに現場廻りに行きました。
その中でマンションリフォームのコンサルを受けて、現場確認調査に伺ったお客様についてご紹介します。
50歳代後半のお客様。30歳代半ばに横浜市郊外の分譲建売を購入。
子供2人が独立し間取りを大きく変更したいのと、建物が築20年を超え、大規模修繕が必要とのことでリフォームの見積りを取得したら、1,500万円から2,000万円かかることが判明し、弊社へ相談に来られました。
よく話を聞くと、リフォームの見積りは取ったが、現在の一戸建ては駅から徒歩15分で利便性が悪い、子供が独立してこんなに部屋はいらない、3階建てはこれから年を取って掃除も面倒、また戸建ては寒いし採光も悪い、できれば眺望の良いマンションに住み替えたいとのことでした。
しばらくして、再度連絡がありました。
住み慣れたこの町で駅直結の、とある中古マンションを注目していたところ、ちょうど眺望の良い10階が販売され、相談に乗って欲しいというものでした
弊社が、マンションの管理状況や修繕計画などを調査し、安全で良質なマンションであること、また間取りを変更することで明るく開放的になることを理解し購入を決意。
同時にリフォームコンサルをお申込みになりました。
その後、数社で相見積もりした結果1社に決定。無事着工になりました。
今回の現場確認調査は、内部解体後の構造の状況調査です。
マンションですから、露出した構造部分に特に問題があるわけではないのですが、配管関係の劣化や勾配、スラブ(床)状況、断熱材の有無などを確認します。
すでに新規間仕切り工事もしていたのですが、奥様の第一希望であった対面キッチンからのバルコニー越しの眺望が素晴らしく、街並みと遠くに見える富士山がくっきり見えていました。
内装がすべて出来上がって、キッチン前に立って喜ぶお客様の顔が目に浮かび、にやにやしてしまいました。
これこそコンサル冥利です。