代表ブログ

人生100年時代を乗り切るマネープラン

4月も最終週、今週末からはいよいよゴールデンウィークですね。
前半の3連休、火曜、水曜を挟んでの後半は4連休。平日の2日を休むと9連休という、まさに夢のようなお休みが始まります。天候も最近は、1週間のうち、雨が火曜、水曜に集中していますから、前半も後半も良好の様相。しっかりとリフレッシュしてくださいね。

 

さて、先日ある有名な先生の講演会に参加してきました。

講演内容は「人生100年時代のお金の入門」少し咀嚼して要約してみます。

 

団塊の世代が全て75歳となる2025年(7年後)には、75歳以上が全人口の18%となる。年金が給付される側と税金を支払って支える側の比率は限りなく1対1となり、給付水準や支払い開始時期に影響が。

平均寿命はどんどん長くなり、人生100年時代へ。そのうち健康寿命は10年以上短く、余生の10年~15年が介護や寝たきりとなり、支出が増える。

一方、生涯賃金は20年前と比較し3,000万円~4,000万円減少。年金のみでは生活できず、若い時から老後資金を準備しておくことが大切。

 

では、どうやって資金を貯めるか。
預貯金は一番安全そうに見えるが、現在の預金金利(0.001%)からすると1,000万円を10年間預けても、1,000円の利息しかつかない。将来のインフレ率2%で10年後を計算すると、10,001,000円は、将来価値として約817万円まで目減りすることになる。

決してよい運用方法だとは思えない。

 

運用とマネーゲームは異なる。
運用とは、コツコツと時間をかけてお金を育てることである。

リスクを軽減するためには「時間分散」「資産分散」「長期保有」という3つのルールがある。

 

講演会ではその後、株式投資、保険加入、不動産投資など金融商品のリスクとリターンについて触れ、iDeCOやNISAなどの制度や、外貨預金、ふるさと納税、旅行預金などについても話がありました。

感じたことは、住宅・不動産業界に携わる者として、新築やリフォーム、不動産の購入・売却は、あくまでその人の人生の一部であり、夢を叶えるお手伝いをする一方、お金という側面からも俯瞰的・客観的にアドバイスをしていく大切さを再認識しました。

 

 

関連記事