リフォーム・建替え・住み替えでトクする 【住宅ストック循環支援事業補助金】
リフォーム・建替え・住み替えでトクする 【住宅ストック循環支援事業補助金】
2016年度二次補正予算で措置され「住宅ストック循環支援事業補助金」。
現在、リフォーム・建替え・住み替えをご検討されているみなさまにとって、実におトクな制度です。
補助金は「住宅のエコリフォーム」「良質な既存住宅の購入」「エコ住宅への建替え」の3パターンで
使える公的な補助金です。
実際に、住宅会社やリフォーム会社、不動産会社と商談を進めているみなさまにおいては話だけ聞いた
ことがある、という方もいらっしゃるかもしれません。
でも、話を聞いても『難しい内容でよくわからない』とお感じになっている方々も多いようなので、
簡単にまとめます。ご質問はお気軽にお寄せください。
●「住宅ストック循環支援事業補助金」とは
現在お住まいの家の耐震性能を基準以上にして求められる省エネ性能
を満たせば、国からの補助金を利用できる制度。
<現在お住まいの家のリフォームを検討している場合>
基準以上の耐震性能のある住宅なら、省エネリフォーム+耐震改修など、
1戸あたり最大30万円の補助金が利用可能。
補助金交付対象にするには所定の耐震性能をもっていることを証明する
書類を用意する必要があるなどさまざまな条件があります。しかし住宅の
省エネ性能を向上させるために実施するリフォーム工事も補助金の対象
となります。
国が定めた断熱・省エネ設備導入が条件になります。
(開口部の断熱改修、外壁・屋根・天井または床の断熱改修、設備エコ改修)
バリアフリー改修、エコ設備の実施、木造住宅の劣化対策工事、
耐震改修、リフォーム瑕疵保険への加入
工事例1)1日で終わる内窓取付け工事
工事例2)ヒートショック対策で最新のお風呂へ交換
工事例3)節水型トイレに交換
工事例4)屋根、外壁の防水工事と塗装工事
●「住宅ストック循環支援事業補助金」申請手続き
工事を発注したリフォーム会社が行ないます。工事を発注する立場である
読者のみなさまは、事前にリフォーム会社と補助事業の実施、補助金の受取
に関する取決め(規約)を締結する必要があります。
次回は、建て替えもしくは新築する場合の補助金についてご説明します。