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「大阪・関西万博」が開幕!経済への波及効果は?

経済効果

大阪万博

未来社会

大阪・関西万博の経済効果は、予想を下回る赤字の可能性も。

 
すっかり葉桜となり、これからは新緑の季節ですね。
気温も週末には夏日になるとのことで、戸惑っていた衣替えもようやくできそうです。

気分も一新して頑張りましょう。

今回6回目の開催となる「大阪・関西万博」

万博の日本での開催は今回で6回目。

 
さて、先日大阪・関西万博が開幕しました。
「万博」は、正式には国際博覧会、もしくは万国博覧会と呼ぶそうで、5年以上間隔を空けるのが通例だそうです。

もっともこれは規模に制限のない「登録万博」の話で、規模に制限のある「認定万博」の場合は、その合間に行ってもいいとのことです。

日本で行われた万博は今回で6回目です。
1970年の大阪を皮切りに、1975年の沖縄、1985年の筑波(茨城)1990年の大阪、2005年の愛知と今回2025年の大阪です。
大阪は実に3回目となります。

最初に行われた1970年の大阪万博では、日本を含む77カ国と4国際機関が参加し、総入場者数は6,422万人でした。あくまで延べですが、日本の人口の半分以上が訪れた計算になります。

テーマは「人類の進歩と調和」でした。
芸術は爆発だ、で有名な岡本太郎さんがデザインした「太陽の塔」があまりにも象徴的で有名ですね。

経済効果2兆円を見込むも・・・

大阪・関西万博の開発費は総額で約13兆円と言われ、赤字も覚悟しなければならない現状。

今回の大阪・関西万博のテーマは、いのち輝く未来社会のデザインがテーマです。
サブテーマは「いのちを救う」、「いのちに力を与える」、「いのちをつなぐ」で、コンセプトは「未来社会の実験場」だそうです。

「グリーンワールド」、「パビリオンワールド」、「ウォーターワールド」の3つのエリアで構成されており、リング状のメインストリートが象徴的でリング状の屋根をともない、1周2キロあるそうで、すべてのパビリオンにアクセスができるようになっています。

今回の大阪・関西万博では、来場者数を、2800万人と想定し、経済波及効果を2兆円と見込んでいますが、10日時点で、前売り券の販売目標1400万枚に対し、約65%の915万枚しか売れていなくて、どうやら苦戦しているようです。

建設費、運営費の負担額は、国、大阪府・大阪市、経済界がそれぞれ1/3ずつ負担するとしていますが、国の負担の見込み額は最大で1700億円とも予想されています。

建築費、運営人件費の高騰により、また来場者数の減少も含め、相当の赤字を覚悟しておかなければいけないかもしれません。

そんな皮算用抜きに、是非見ておきたいと個人的には思っています。

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