1月20日は、「大寒」でした。
節分までの約2週間を「大寒期」とされ、1年の内、最も寒さが厳しい時期と言われています。この時期を乗り切ると、節分以降は立春となりますから、少しずつ春を感じられるようになります。
もうしばらくの辛抱ですね。
災害を風化させない取り組み
さて、先週末の1月17日は、阪神淡路大震災からちょうど30年の日でした。
高速道路や建物が倒壊し、あちこちで火災が発生しているテレビの画面は朝早くから目をくぎ付けにしたことを覚えています。
避難生活の長期化で体調を崩すなどした「災害関連死」も含めて6434人が亡くなりました。早朝、そして大都市圏の被災ということもあり、とてつもない数字です。
当時私は東京でハウスメーカーに勤めていましたが、阪神地区への現地視察、そして大阪支店の復興のお手伝いに行ったことを記憶しています。
あれから30年が経つのですね。
17日には、兵庫県内の各地で追悼行事や、当時の体験を語り継ぐ会などが行われ、震災の記憶を次の世代に伝えるための取り組みが行われたそうです。
これは、単に阪神淡路大震災の被災者だけでなく、この30年の間に起きたさまざまな災害の被災者にも寄り添い、支えていこうという意味もあるそうです。
最近で言えば、能登地震とかもそうですね。
地震・水害・風害など頻発する災害に「備える」
災害は、忘れた時にやってくるではありませんが、日常に追われている現代社会において、こうした追悼行事などの話題は、災害の非情さ、備えの大切さを忘れないようにする意味で大切なことです。
つい先日も、宮崎県で震度5弱の揺れがありました。
昨年8月の日向灘を震源とする地震から、一時は南海トラフ地震の前兆を危惧されたものです。
今回の地震もその一連の地震活動とみられ、今後1週間程度は震度5程度の余震が警戒されています。
地域の方などは心配だと思います。
私たちにできることは、常に備えることです。
日本は地震大国であり、そして温暖化による水害、風害、今年の大雪など、今後は100年に一度といわれるような災害が頻発するのは覚悟しておかなければいけないことかもしれません。