まだ6月だというのに、先週から猛暑。
すっかり梅雨明けの様相です。その前までは梅雨寒の気候だったので、急激な気温の上昇に体がついていきません。コロナに気が取られて、熱中症にならないよう気をつけて下さい。
さて、急激な物価上昇と円安の影響で、景気上昇の気配がありません。
特に一次取得者の住宅取得は様子見で、暑さとともに住宅展示場などは開店休業状態です。
一方、今の時期リフォームや住み替えなどの情報を集めようとする高齢者などは、コロナも慣れたせいか、セミナーやイベントなどに積極的に参加するようになりました。
来週、台東区さんと共同開催する、空き家セミナーなどは定員 30名がすぐ満員となり、会場を拡大しました。コロナ前に戻った感があります。
セミナーはこちらから
台東区空き家セミナー
住宅展示場などは、今すぐ客といってすぐ行動をしなければいけない方が多いと活発化しますが、逆にまずは情報収集をとじっくり派が多くなるとセミナーなどが活発化します。
コロナにも慣れ、通常通りの活動をしたい外に出たいという欲求が増大したのもその理由だと思います。
また、円安の影響は意外なところに波及しています。
例えば、東京都心の1億の不動産を購入しようとした場合、数か月までは約100万ドル必要だったのに対し、現在の為替レートでいけば1ドル135円ですから、約74万ドルで買えるわけです。
ただでさえ長く続くデフレ下で、海外から比べれば安いと言われている日本の不動産でしたが、今回の円安でさらに割安で購入できるのですから当然のごとく殺到するわけです。
これは何も不動産に限ったことではありません。
アイホンなどの携帯電話やゲーム機、高性能な家電なども日本にくれば海外で購入するより安く買えます。
くしくも外国人観光客の受け入れが今月から解禁になりました。コロナ過の丸2年でインバウンド消費がゼロになりましたが、今後は急拡大することが予測されます。
このインバウンド消費が景気回復の起爆剤になるかもしれません。